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リバース・スピーチ実例集

英語による実例
 レッド・ツェッペリン
 ビートルズ
 1960年代 米著名人
 オーストラリア元首相
 米メディア・スター
 コービー・ブライアント
 湾岸戦争暗号漏洩事件
 ジョージ・W・ブッシュ大統領
 イラク戦争の裏側
 他言語によるRS
 未来を予言するようなRS
 秘密結社スカル&ボーンズ
 UFO墜落事件の真相!?
 宇宙人は捕獲されていた!?
 セラピー活用例

日本語による実例
 食品偽装事件
 東日本大震災
 枝野元官房長官会見
 2012年衆議院総選挙
 橋本市長八尾空港発言
 プロ野球統一球変更問題
 STAP細胞小保方氏会見@
 STAP細胞小保方氏会見A
 競泳冨田尚弥窃盗疑惑

その他
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日本語リバース・スピーチ部
ケイネット・ジャパン
(水守 啓 事務所)
*取材申込、分析依頼、お問い合わせは info@knetjapan.netまで メールにてお願い致します。



読者限定 リバース・スピーチの実例
○コービー・ブライアント
2003年6月30日、コロラド州のホテルで働いていた19歳の女性が、 同ホテルに滞在していたプロバスケットボール界のスター選手 コービー・ブライアントにレイプされたと訴えた。 ブライアントは7月17日に逮捕されたが、合意の元であったと釈明して、直ちに保釈された。 これは、スポーツ界の大スキャンダルとしてマスコミ報道は過熱した。 だが、被害者女性が同時期に、ブライアント以外にも3日間に3人の別の男性と肉体的関係を 持っていたことや、当初から芸能人志望でオーディション番組に出場歴があったことも報道され、 彼女の証言にも矛盾する点が多かった。そして、2004年9月、被害者が法廷での証言を拒んだため、 この事件は検察によって取り下げられ、最終的に示談となった。
 両者ともに脇の甘さが感じられる事件だったと思われようが、真相はどうだったのか?  リバース・スピーチの研究家デイブ・ガイスト氏はブライアントの発言を逆再生してみたところ、 次のようなリバース・スピーチを発見した。 「 」内がブライアントの発言で、【 】内がリバース・スピーチである。

私は自分にうんざりしている(I'm disgusted with myself.)
モーリス、俺はセックスした(Morris, I'm made of sex.)
(mp3)

ええ、私は妻を愛しています(Yeah, I love my wife.)
もうひとつ嘘をついた(Now one more lie.)
(mp3)

それは心の中で打つ(It beats in my heart.)
あなたたちはそれを信じてくれている(You're buying it.)
(mp3)

妻と私と家族と一緒に…(..together my wife and I and my family)
あなたたちは辛いだろう、どう話したらいいか(You may have hurt, how to tell 'em.)
(mp3)

 これらのリバース・スピーチを見ると、事件が起こった背景として、 ブライアントの家庭が上手くいっていなかった可能性が見出され、 やはり、加害者ブライアントだけでなく、被害者女性の側にも遊び心があったのではないかと 想像されよう。この事件は、ブライアントにとってはスポンサー契約の解除、 被害者にとっても他のスキャンダルが発覚するなど、 当事者・関係者には苦痛をもたらすものとなった。