まず、ヴィクターは基地で様々な動物実験が行われていたことに触れたが、
「犬や子馬は医療チームに身体的な衰弱を示していて、それはこのプログラムの
運営組織内に常にパラノイアと混沌を引き起こす一因となっていた」という発言の裏では、
【宇宙人は生活のためにここにいた。(E.T. was here to live and walk.)/
起源。それは地球ではない。(The source. It's not earth.)】
(mp3)
というリバース・スピーチが現れていた。これは、表での発言を補強するものと言える。
また、コミュニケーションに難があり、 「宇宙人たちは喋らなかった」
という発言の裏では、 【それはプレアデス星団から来ている(It's from the Pleiades)】
(mp3)
という衝撃的なリバース・スピーチが現れていた。
ヴィクター自身は、彼らが別次元から来ているのではないかとする発言も別の箇所でしていたが、
彼のリバース・スピーチによると、彼らは地球で暮らす目的でプレアデス星団から
やって来ていることが窺われる。
彼らのテレパシー能力に関連することと思われるが、ヴィクターは、
「彼らの前にいたことのない人には決して分からないことだが、
自分以外の思考が自分の脳の中に入り込んでくる」と言っており、その裏では、
【それは凄いマシーンだ(That's great machine.)】
(mp3) と現れていた。
宇宙人たちが地球にやって来ている理由は不明ではあるが、それに関連して、
「たとえで言えば、荒野をさまよう、取り残された一般人の前に、
彼らは理解不能な格好で現れていた」という発言の裏では、
【つむじ風を送る。そう、宇宙人はあなたの友人。
(Send a whirlwind. You know E.T. your friend.)】
(mp3)
というリバース・スピーチが現れていた。
「つむじ風(whirlwind)」は二者間の強いエネルギーを意味する典型的な
隠喩(メタファー)であるため、宇宙人は友好的な存在であることを強調していると考えられる。
また、意外な情報ももたらされた。ヴィクターは、
「宇宙人の虐待は、彼らを助けるにも、彼らに何らかの影響を与えるにも、
我々が本質的に無力であることに起因している」と発言していたが、その裏では、
【彼らは虐待されている(They laid with abuse.)】
(mp3)
というリバース・スピーチが現れていた。
彼らは無慈悲なアブダクションで人体実験を行っている悪者と思われがちだが、
我々に虐待を受けてきた存在でもあり、軍は彼らを理解しようにも、
十分なコミュニケーションが取れずに様々な誤解が解消されていないことが示唆される。