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9.11テロのハイジャック機は遠隔操作されていた!?
学研「ムー」2004年3月号掲載(一部改定)
昨年、本誌10月号において、筆者は2001年9月11日にアメリカで発生した同時多発テロ、通称9.11テロでハイジャックされた航空機4機の行方を詳細に検証してみた。ペンタゴンにはAA77便は突入しておらず、巡航ミサイル又は事前に仕掛けられた爆弾によって爆破されていた可能性を示した。また、世界貿易センター(WTC)ビルの倒壊は、突入したAA11便とUA175便によってもたらされたものではなく、仕掛けられた爆弾によってビルが倒壊した可能性を示した。さらに、ペンシルベニア州に墜落したUA93便は、米空軍機によって撃墜されていた。つまり、米当局による発表と現実との間に、いかに大きなギャップが存在したかを明らかとした。
前回は紙面の都合上触れることが出来なかったが、9.11テロは民間航空機のハイジャックではなく、遠隔操作よって引き起こされたことを示す様々な材料が存在する。今回はそれを紹介したい。

実行犯は死んでない!?
事件後すぐにFBIは実行犯19人の名簿を公開。彼らは民間航空機をハイジャックして自爆テロを行ったとされる。ところが、矛盾点が次々と露わとなった。
サウジアラビアの国営サウジ通信によると、同国のナエフ内相は2001年9月23日、同時多発テロの容疑者としてFBIが名前を挙げている19人のうち、7人は事件に関与しておらず、サウジ国内で連絡が取れたと語った。
例えば、サウジアラビア人パイロットのウォリード・アルシェフリは、AA11便でWTCビルに突入した自爆テロ犯の一人とされた。だが、FBIによる実行犯名簿の公開で驚いたのは彼本人だった。彼はモロッコのカサブランカ在住のジャーナリストで、事件当時もモロッコに居た。
2001年9月20日付の中日新聞は、主犯格とされるエジプト人モハメド・アッタに関して興味深い報道をした。
ウォリード・アルシェフリ
モハメド・アッタ

モハメド・アッタ容疑者の父親が19日、カイロ市内の自宅前で「息子とは事件後に電話でも話した。だれかが、私の息子になりすました可能性がある」と語った。
父親は、息子と電話で話したのは「事件の一日か二日後」とし、「話の内容は『何か必要なものは?』『ないよ』といった、せいぜい1分に満たない時間だった。事件のことも話さなかった。(その後、連絡がないのは)イスラエルの秘密情報機関に誘拐され、殺されたのかもしれない」と興奮気味に語った。
他にも、アブドル・アジズ・アルオマリ、サイード・アルガムディ、サレム・アルハムジをはじめ、WTCビルに突入して死亡したはずの実行犯達は、実際には米国外に居たことが判明した。
FBI発表のアブドルアジズ・アルオマリ
パスポートを紛失して自分の経歴が盗まれたと主張するアブドルアジズ・アルオマリ
サイード・アルガム
ディサレム・アルハムジ

ジェット機を操縦できる実行犯は居なかった!
2棟のWTCビルとペンタゴンに突入した実行犯達は、高度な操縦技術を持っていたとされる。実際、飛行機が着陸する際の速度は時速300キロ程度であるが、ベテランのパイロットでも、滑走路内の着陸地点はなかなか定まらない。ペンタゴンへ突入した飛行機は、ほぼ巡航速度と同じ時速900キロ程度だった。航空関係者によると、その速度で高さ20mの壁に横から突っ込むのは、針の穴を通すような精度となる。実行犯とされる人々には、それだけの操縦技術があったのか?
ペンタゴンに突入したとされるAA77便を操縦していたのは、実行犯の中でもエース・パイロットと言われるハニ・ハンジュール。ハンジュールは、事件の1ヶ月ほど前から米メリーランド州ブーイーにあるメリーランド・フリーウェイ空港を3回利用し、空港の持つ飛行機の1機を使用する許可を得ようとしていた。ところが、飛行訓練学校で600時間学んでいた割には上手く飛行できなかったことにインストラクター達は驚き、単独飛行は時期尚早であると判断を下していた。
ハニ・ハンジュール
ナワフ・アルハズミ
ハリド・アルミダル

また、同じAA77便に乗ったナワド・アルハズミとハリド・アルミダルはサンディエゴの飛行訓練学校で少し学んだが、いずれも英語力と能力不足で落第。さらに、WTCビルへの突入したAA11便を操縦していたとされるモハメド・アッタとUA175便を操縦したマルワナル・アルシェヒも、二箇所の飛行訓練学校で数百時間学んだが、第一段階のテストすら通過できず、伴に学校を追い出されていた。
以上のことから、FBIが公表した実行犯達には、セスナ機程度は何とか飛ばせたとしても、ボーイング757/767クラスのジェット機を飛ばすことは不可能だった。さらに、たとえ一流パイロットであっても、ペンタゴンやWTCビルへの突入は不可能であったと考えられている。なぜなら、彼らですらフライト・マネージメント・コンピューター(FMC)や管制官の指示無しに、予定外の場所に正確に飛行させることは不可能とされているからだ。
では、誰がどのようにして飛行機を操縦してターゲットに正確に命中させたのか?
B757/767は最新のデジタル技術が駆使された旅客機だ。この技術により、最初の離陸時のみ手動操縦が必要だが、その後は着陸に至るまで完全に自動操縦が可能である。
自動操縦が可能ならば、遠隔操作も可能だ。実は、1970年代に多くのハイジャック事件に直面したアメリカは、ペンタゴンの技術開発を担う国防先端技術開発局(DARPA)に対して、ハイジャックされた飛行機を地上から遠隔操作で安全に着陸させる技術の開発を命じた。そして、10年程前から遠隔操作による飛行実験は成功しているとされ、事実9.11テロの数ヶ月前にも米メーカー2社が100%遠隔操作による飛行実験成功がニュースとなった。
つまり、現代のアメリカ製航空機は遠隔操作できるように設計されており、わざわざハイジャックしなくても、遠隔で操縦権を奪うことが可能なのだ。
浜田 和幸 著『アフガン暗黒回廊』(講談社)によれば、9.11テロを目の当たりにしてペンタゴンの関係者は、「これは大変だ。遠隔操縦の特殊コードが盗まれた可能性がある」と言って驚愕したという。

遠隔操作の隠蔽とアラブ人を犯人に仕立てるための情報操作?
9.11テロは、まさに遠隔で操縦権を奪ったケースであった可能性がある。事件当時、ハイジャック機に乗り合わせた乗客が、死の直前に携帯電話で家族、恋人、友人らに機内の状況を伝えたと報道された。最も注目された例として、元検察官で評論家として知られていたバーバラ・オルソンさんが、司法省で働く夫(テッド・オルソン氏)にAA77便の機上から電話してきたものがあった。ところが、のちに検証したところ、この話はまったくの嘘であったことが判明。また、他のケースでも、電話会社からの請求書に通話記録がない点や技術上の問題等、次々と疑惑が浮上した。携帯電話による一部の通話は現実にあったのかもしれないが、これらは、犯人がアラブ系であることを一般に信じ込ませるために画策されたとも噂される。
9.11テロ以降、多くのアラブ人は、米国内で犯人同様の不当な扱いを受け、次々と米政府を訴えている。米政府に対する不信はそればかりではない。9.11テロで亡くなった14人の犠牲者の遺族達と、事件に関連した400人の原告が、9.11テロを防ぐ努力を怠ったブッシュ大統領、チェイニー副大統領、ラムズフェルド国防長官を含む10人を、2002年6月3日に連邦地裁に訴えたのだ。原告側は、証拠を十分に揃えて、9.11テロは政府による自作自演の犯行であったと主張し、ブッシュ大統領の弾劾、真実の公表、70億ドルの慰謝料を要求している。
原告側の代表役を務める弁護士スタンリー・ヒルトン氏は、FBI、CIA、NSA(国家安全保障局)、海軍諜報局等内部からも確実な情報を得たという。
そのヒルトン氏が、ハイジャック犯の一人とされた人物の妻から貴重な証言を得た。彼女によると、ハイジャック犯達の内7人を知っており、彼らは二重スパイであり、10〜15年間米政府に扇動・援助されて米国内で活動を行ってきたという。
ヒルトン氏は、モハメド・アッタと彼の弟に直接会ったことのある人物からも証言を得ているが、二人はオトリであったと考えている。そして、キュクロプスというコードネームの装置によって、空軍基地の近くから航空機の操縦権を奪って9.11テロを起こしたという決定的な情報を得た。
このような情報から、裏事情を知る者達には、9.11テロは遠隔で操縦権が奪われて起こったという見方が大勢だった。ところが、1年程前から事情が急に変わってきた。WTCビルに突入した2機の航空機には誰も搭乗しておらず、摩り替え機が利用されたという疑惑が浮上してきたのだ。

ハイジャック機は摩り替えられた?
それは、乗客を乗せた航空機とまったく同じ外観で別のB767が用意され、事件当日、巧妙に摩り替えられたとする説である。その説の支持者の調査によると、犯人が遠隔で操縦権を奪うことは可能でも、計画を失敗するリスクもあるため、事前にリモコン装置を取り付ける方が確実だという。それで、機体が摩り替えられたというのだ。
しかし、そんなことが可能であろうか? この説の提唱者達が最初に口にするのは、ハイジャックされたとする航空機には、200人以上の乗客収容力があるにもかかわらず、なぜか数十人しか乗客が居なかったことである。この理由は、事前に乗客の数を抑えて、計画的に犯行を行うためであったという。
さて、このようなシナリオだったという。ボストンを出発した2機の航空機は次々とFAA(連邦航空局)から緊急事態発生のために、近くの米軍基地に着陸させられる。この際、FAAは安全上パイロットにトランスポンダーをオフにするように命令する。トランスポンダーがオンになっていると、航空会社、便名等の情報が管制塔のレーダーに表示されてしまうからである。
そして、着陸と同時に替え玉機が米軍基地から遠隔操縦で発進する。その後、替え玉機は次々とWTCビルに突入していく。
緊急着陸をした2機からの乗員は、飛行機でペンシルベニアに墜落したUA93便に合流する。これは、やはり途中の米軍基地で行われる。そして、UA93便には、満員に近い乗客を乗せて再び飛行を開始する。彼らを1機にまとめたところで、米軍戦闘機がUA93便を撃墜するためだ。
さて、ワシントンのダレス空港を離陸したAA77便は、のちに追求されなくなったが、ペンタゴン近くのヘリポートに墜落したという当初の報道で解決するだろう。そして、ペンタゴンに突入したのは、別の小型航空機又は巡航ミサイルであった。いや、突入航空機は存在せずに、事前に仕掛けられた爆弾が爆発しただけであったかもしれない。

このような信じがたい説が登場したのである。何とも乗り換えが厳しいと思われ、可能性としては小さいように思われる。

替え玉機の証拠映像?
ところが、2003年春から夏に掛けて、2機目の突入映像の詳細が注目を浴びた。
ご覧頂けば分かるように、突入機の右翼付け根部分の底に膨らんだ個所が存在する。通常、乗客を乗せる航空機にはこのようなものは存在しない。ということは、WTCビルに突入した航空機は替え玉機であったのか? 筆者はこの映像に映っている機体とB767の模型と比較検討してみたが、唯一の違いは、底部の膨らみであった。そのため、機体が摩り替えられていたとしても、同じB767が替え玉機として使用されたと言えそうだ。
しかし、底部の膨らみは何なのだろうか? 遠隔操縦を可能とするリモコン装置が取り付けられていたのか、WTCビル倒壊を確実にするための爆薬か燃料タンクが余分に搭載されていたのか、真相は判らない。ただ、もし替え玉機が利用されたとしたら、犯人の立場に立って考えれば、それが見破られないように配慮するだろう。そう考えると、わざわざ外部に爆薬や燃料タンクを装着して、目立たせるリスクを負うことは極力避けるはず。ならば、あの場所にどうしても取り付けねばならなかったものという結論になる。それはリモコン装置ということになるのだろうか?
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